2011年12月22日読了時間: 4分僕の部屋を何年もの間、中西部のとある小さな町ではクリスマスの劇について話される時にはいつも、誰かがウォーリー・バーリングの名前を出した。 ある年のクリスマスの「キリスト降誕劇」での演技のことを熱く語る人もいる。 その劇の観客であった一人の老人は、その出来事をこう伝えている。...
2011年12月1日読了時間: 2分毎日がクリスマス昔々ある所に、クリスマスが大好きな女の子がいました。 ある日、女の子は「毎日がクリスマスだったらいいのに」と思いつきました。 11月の感謝祭が終わると、妖精の所に、何通も何通も手紙を書きました。 「お願いです。どうかクリスマスが毎日続くようにして下さい。」...
2011年11月24日読了時間: 2分最後だとわかっていたならあなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは もっとちゃんとカバーをかけて 神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう あなたがドアを出て行くのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは あなたを抱きしめて キスをして...
2011年11月17日読了時間: 1分ぼくの血をあげる何年も前のこと。 スタンフォード病院で輸血を手伝うボランティアをしていた当時、ライザという女の子と知り合いになった。 ライザはある病気に苦しんでいて、5歳の弟から輸血をしてもらわなくてはならなかった。 というのは、この子はライザと同じ病気から奇跡的に助かり、治療に必要な抗体...
2011年11月10日読了時間: 1分します成功しているという態度を持ちなさい。 成功しているという気持ちを持ちなさい。 有能な宣教師は主への信仰を固く持っています。 心にその気持ちが満たされていれば、 あなたのなす全ての事柄は 力と活気に溢れたものとなるでしょう。 あなたの思いや言葉を肯定的なものにしなさい。...
2011年10月20日読了時間: 1分人生の贈り物私はいばらのない道を求めない。 悲しみが消えることを求めない。 日の当たる毎日を求めない。 夏の海も求めない。 輝く陽光と永遠の昼だけでは、 大地の緑はしぼみ衰える。 歳月を通じて涙の水がなければ、 心の奥底の希望はつぼみを閉じる。 人生のどんなところでも、...
2011年10月13日読了時間: 1分主よ、私は信じ切っていました主よ、私は思いこんでいました。 私の心が愛に漲っていると。 でも心に手を当ててみて、 本音に気づかされました。 私が愛していたのは、他人ではなく、 他人の中の自分を愛していた事実に。 主よ、私が自分自身から解放されますように。 主よ、私は思いこんでいました。...
2011年9月29日読了時間: 1分失敗を恐れるな君はこれまでに何度も失敗した。 きっと覚えてはいないだろうが。 始めて歩こうとしたあの時、君は転んでしまった。 初めて泳ごうとした時、君は溺れそうになった。 そうじゃなかったかい? 初めてバットを振った時、バットはボールに当たったかい?...
2011年9月15日読了時間: 2分1976年年賀葉書よりいま、蒔かねば 生涯、芽ばえぬ種がある いま、拾わねば 生涯、見失う落穂がある いま、施さねば 生涯、死蔵の一万円札がある いま、感謝せねば 生涯、不自由する十円玉がある いま、届けねば 生涯、表わせぬ善意がある いま、黙さねば 生涯、残る悔いがある いま、見舞わねば...
2011年8月25日読了時間: 1分根っこぼくは、強い強い根っこになりたい。 下へ下へ向かう根っこになりたい。 人をつまずかせることなく、 他の草木の邪魔になることなく、 下へ下へ向かう根っこになりたい。 春を知らせる鳥がやどれる枝を作り、 夏の暑さに旅人が休める木陰を作り、...
2011年8月11日読了時間: 1分あたりまえあたりまえ こんな素晴らしいことを、 みんなはなぜ喜ばないのでしょう あたりまえであることを お父さんがいる お母さんがいる 手が2本あって、足が2本ある 行きたいところへ自分で歩いて行ける 手を伸ばせばなんでも取れる 音が聞こえて声が出る こんな幸せがあるのでしょうか...
2011年8月4日読了時間: 2分子どもはあなたを癒してくれる大きな喜びが訪れたら、行って子どもに分けてやりなさい。 大きな悲しみが訪れたら、行って子どもに相談しなさい。 苦しんでいるとき、子どもはあなたを癒してくれるでしょう。 勇気にあふれている時、子どもに任せてご覧なさい。手綱をとってくれるでしょう。...
2011年7月14日読了時間: 1分ぼくならきっとぼくが体が不自由なのは 神様が、ぼくならきっと、 苦しみに、たえられるからだと思ったからだ。 ぼくは神様に、選ばれたのだ。 (作:久保田 茂) この詩は30年くらい前に出版された「僕につばさがあった頃」という詩集からのものです。...
2011年6月23日読了時間: 1分私へ妻と 子があるから 自分が捨てられないって!? でも―――子が無いとき 妻だけでも 妻がないとき 私みずからだけさえ 捨て得なかったのに 八木重吉 詩人。東京高師卒。キリスト教信仰に裏打ちされた愛の詩を残す。詩集「秋の瞳」「貧しき信徒」など(1898~1927)
2011年6月9日読了時間: 1分使命まっ黒い ぞうきんで 顔はふけない まっ白い ハンカチで 足はふけない 用途がちがうだけ 使命のとおとさに変わりがない ハンカチよ 高ぶるな ぞうきんよ ひがむな (河野進。1904~1990。満州教育専門学校を経て、神戸中...
2011年5月26日読了時間: 1分まず自分から何の束縛もない若かった頃、想像は果てしなく広がり、私は世界を変えることを夢見た。 歳を重ねて賢くなり、世界は変わらないことに気付いた。そこで目指すものを近いものにし、自分の国から始めることにした。だが、自分の国も変わらなかった。...
2011年5月19日読了時間: 2分カーディナル・ニューマンの祈りイエス様、私がどこにいても、あなたのかおりをはなつことができますように、私を助けて下さい。 私の心をあなたの霊といのちであふれさせてください。 私の存在に浸み通り私を捕らえつくすことによって私の生活のすべてが、ひたすらあなたの光をかがやかすものとなりますように。...
2011年4月28日読了時間: 2分ひとりの孤独な生涯彼は、世に知られぬ小さな村のユダヤの人の家に生まれた。 母親は、貧しい田舎の人であった。 彼が育ったところも、世に知られぬ別の小さな村であった。 彼は30才になるまで大工として働いた。 それから、旅から旅の説教者として3年を過ごした。...
2011年2月9日読了時間: 1分橋を架ける者老人は人影のない道を行き、冷たくさみしい黄昏に、深くて広い谷に着いた。 そこには川が穏やかに流れていた。 薄暗い黄昏に老人はその川を渡った。 そのゆるやかな流れは、老人にとって恐れるものではなかった。 ところが、向こう岸に立った老人は、振り返ると、流れを渡る橋を架けた。...
2011年2月2日読了時間: 2分福を巻き込むすべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。 あなたがたを休ませてあげよう。 (マタイ11:28) 2月4日は立春。 少しずつ寒さが緩みはじめ、春の気配が忍び入ってくる時期になりました。 春は命の芽吹きの季節。 命はイエス様の象徴でもあります。...